なぜ?食い尽くし系になる原因と心理

なぜ食い尽くし行動をするの?

なぜ?食い尽くし系の原因と心理

夫が食い尽くし系だったり、友人にそれっぽい人がいたり、または実際には見たことがないけど食い尽くし系のエピソードを読んだりしたとき、

浮かんでくる感情は「なぜそんなことするの?」ですよね。理解不能すぎます。

実はうちの夫も軽度の食い尽くし系です。

ですが自覚がないため、本人には聞けません。なぜ?の前提の話ができないんです。

そこで、ネットや書籍からその原因や理由となるものをかき集めてみました。

ぶっちゃけ発達障害なのでは?

食い尽くし系のあまりに傍若無人な態度は、たびたび発達障害を疑われるほど。

けれど結論から言うと、そうかもしれないし、そうじゃないかもしれないとのこと。

発達障害が原因かどうかの見分け方は、ズバリ「食事のときだけ発動するか」なのです。

ASD(自閉症スペクトラム、アスペルガー)やADHDの特性にも被るものとして、自己愛の強さ、共感力や感情表現の乏しさがあります。

なので、一見それが原因では?と思われがち。

食に関係ない他の場面でも、一貫してこのような行動が見られるなら疑うべきですが、

  • 普段の言動におかしいところがないのに、食事の場だけで発動する
  • 特に家庭内だけで起こる

のであれば、発達障害とは関係が薄いという見解でした。

障害じゃないなら、なぜ食い尽くすのか?

病気や障害じゃないなら、なぜ何度言っても食い尽くすのか?

その理由のひとつに、食に関してだけ「違った認識」を持っていることが考えられます。

そもそも認識が狂ってるから

食べ物が絡んだ瞬間、周囲が見えなくなる

食い尽くし系の場合、なぜか食が絡んだ場合のみ、家族や周りの気持ちや背景などが、一切見えなくなってしまっているようです。

普通なら考えれば分かるだろう、という場面でも食い尽くしを発動させ「気が付かなかった」「言ってくれれば」というお決まりのフレーズが出て来ることからも、合点がいきます。

食べていい物へ対する認識がおかしい

自分の家の冷蔵庫の中、食糧庫の中にある食べ物は、自分が自由にしていい領域だと、本気で思っている節もあります。

そこに自由に食べられるものがある(と本人は思っている)のに、なぜ我慢しなければならないのか?といった具合に。

これは次の章にある「食い尽くしてしまう人の原因と心理」でも触れますが、子ども時代に両親が共働きで、冷蔵庫のものを好きな時間に好きな分だけ食べるのが許されていたなど、家庭環境が理由となっていることが多いです。

女性や子どもに対する勝手な思い込み

食い尽くし系の多くは男性で、中には女性や子どもはみんな少食だ、と思い込んでいる男の人も少なくありません。

こちらも次の章で触れますが、家族の中で女性が母親一人だけであり、またその母親が小食だったりすると、その後も「女の人は少ししか食べない」というイメージを引きずっていることがあります。

なぜ認識が狂うの?食い尽くし系になる原因

ではなぜ、そこまで認識が狂ってしまうのか?

「認識を持つ」とは、ある物事を感じて知ることを言います。

ですから、必ずそういった思い込みを作った原因や背景があるのです。

障害や病気以外の理由での原因を調べてみると、理由その1「育ち・家庭環境」と、食い尽くし系が夫であれば、理由その2「妻に対する幼児退行」それから「過度なストレス」これらが有効な説として挙がってきました。

特に「育ち・家庭環境」は大きな要因かもしれません。

食べ尽くし系の人たちの多くは、育ちや家族との関わり方、家庭環境の影響が大きいことがよくあると聞きます。

理由その1:育ち・家庭環境

食べ尽くし系の人たちの多くは、育ちや家族との関わり方、家庭環境の影響が大きいことがよくあると聞きます。

子ども時代、こんな食事環境だった場合に生まれやすい心理も書いてみました。

食い尽くし系の原因となりやすい家庭環境6つ

1.男兄弟の中で育ったのかも

男兄弟が多い中で育ってはいないでしょうか?

食べ物でも何でも早い者勝ちという弱肉強食の世界が当たり前だった環境では、食うか食われるかのスピード勝負です。

であれば、一緒に食べている人への配慮も遠慮ないどころか、むしろその逆でしょう。

3人兄弟が立ち膝で大皿をつっつく食事シーンがインスタでよく流れてくるんだけど

もうなんていうか、浅ましいっていうか

他人の家ながら心配になるレベル

箸の持ち方もやばいし、取り皿もないし、マナーもへったくれもないよ

誰かに取られる!って思いながら食事してるんだろうなと思うと切ないよね

引用元:https://girlschannel.net/topics/4604391/

一刻も早く!誰よりも多く!という気持ちで食べなければ、満足に食事にありつくことが出来なかったからです。

食べ盛りの男の子が長くこの心境に置かれていたことを考えると、大人になった今でも、その心理からなかなか抜け出せないのもちょっと理解できます。

働く心理:先に相手の物を食べなきゃ、自分の取り分が減ってしまう

2.食卓ではいつも大皿料理だったのかも

食事はいつも大皿に盛られていて、好きなものを好きなだけ食べていい食事形式ではなかったでしょうか?

それに加え、母親は料理をする人、自分たちは食べる人、と役割が分かれていた場合も危険です。

お皿が空っぽになればまた次の料理がドンドン運ばれてくる、まるで居酒屋スタイルだったのかもしれません。

奪い合うまでしなくても、食べるものなんてのはいくらでも湧いて出て来ると思っている節があります。

働く心理:食べたいだけ食べることが当たり前、無くなっても次がある、また作ればいいのに

3.親も大食い早食いだったのかも

親も大食いだったり早食いだったりしたのではないでしょうか?

体型を見れば一目瞭然で、両親とも太っていたり、糖尿病だったりの可能性も。

働く心理:大食い・早食い・ドカ食いが当たり前、普段の量(一般的な量)じゃ足りない、もっと食べたい

4.両親が共働きだったのかも

思春期や育ち盛りのときは、とにかく常にお腹が空いていたものです。

親は仕事で家にいない時間が長く、そんな時は冷蔵庫の中のものをいつでも自由に食べることができた環境ではないでしょうか?

また、食卓では全員がそろっていただきますを言う習慣がなく、食べられる人が食べられるものを取る、というものだった場合も多くあります。

働く心理:冷蔵庫や家にあるものは、自分が自由にしていい領域だ

5.母親が少食だったのかも

男兄弟ばかりで母親だけが女性で少食だったりした場合、女の人はご飯をあまり食べないというイメージが植え付けられている可能性があります。

そしてまた、それを良いものととらえていることも。

働く心理:女は小食だからきっと食べきれない、残すだろう、女なのに食べる量のことで口を出してくるなんて卑しい

6.譲ってもらって当たり前だったのかも

男兄弟ばかりで育ったケースの真逆で、一人っ子だったり兄弟が少なかった場合は、家族に優先され過ぎていたケースが考えられます。

親が子どもに食べ物を譲るのが当たり前であり「お母さんはいいから、あなたがたくさん食べてくれると嬉しい」なんて言われて育ったのかもしれません。

だったら父親になった今、自分の子どもにも譲れそうなものですが、なぜかこれは母親の役目だと思っていそうです。

それから、子どもではなく「お父さんはお仕事しているから」などと言って、やたら父親ばかりを小くじの麺で優遇しているのを日常的に目にしてきたパターンもあり得ます。

働く心理:子どもの頃の立場で:たくさん食べると喜んでくれる、夫になった立場で:外で働いているから偉い、他の家族よりたくさん食べていい

食事は基本的に1日3食あるもの。それを幼少期からこのような環境や価値観の中で何百回何万回と繰り返してきたのなら、沁みついてしまって簡単には外せないマインドなのかもしれませんね。

理由その2:妻へ対する幼児退行

育ちが原因となるのに加えて、さらにこの幼児退行も併発している可能性もあります。

食い尽くしをするのが旦那さんで、その行動が家庭の中でのみ起きている場合、もしかしたらそれは「幼児退行」つまり子ども返りしているのでは?という説です。

以下は知恵袋からの引用ですが、ちょっと長いですけどとても興味深く、ものすごくシックリくる心理なのかもしれないと思いました。

 

私が考えるのは幼児退行説です。

妻に対して幼児退行している男性は意外と多く、世の中の妻は夫のことを「大きくて可愛くない息子」などと揶揄することがあります。

例えば飲食店の料理は黙って食べるのに、妻の料理には「母さんの味と違う」と言って手を付けないなどの不条理は、妻に対して幼児退行していると考えると納得がいきます。

また注意しても話が通じないとか、怒られても反省して見せるがまたやる、とかいった「打っても響かない感じ」も幼児退行にはよく見られます。

そう考えると食い尽くしはある種の試し行為であって、食い尽くしても許してくれるかどうかで妻の愛を計ろうとしているのではないか?とも思えます。

子供の分まで食べてしまうというのも幼児退行と考えると、非常に納得がいきます。

一般的に、幼児退行は弟妹が生まれたタイミングで起きることが多いですが、夫も妻の関心が子供に移る寂しさや子供への嫉妬から、無意識に退行しているのかもしれません。

引用元:食い尽くし系と言われる人々は何故そのような行動を取るのでしょうか?|ヤフー知恵袋

理由その3:過度なストレス

これが原因だった場合、一時的なものである可能性があります。

これまでまったくそんな素振りをみせなかったのに、といった場合は、これに当てはまるかもしれません。

転職した、失業した、会社での仕事内容や責任が大きく変わった、家族が増えたときなど、なぜか分からないけど食い尽くし系になってしまった、というエピソードも多くみられましたので。

その場合は、当然ながら食い尽くす行動を止めさせることに躍起になるのではなく、ストレスの素となっている悪因をつぶすことが重要です。

それが無くならない限り、食べ尽くしは収まらないでしょう。

まとめ

なぜ食い尽くし系はそのような行動をとるのか?その原因は、大きく分けて4つの可能性があるということが分かりました。

  1. 発達障害かも
  2. 育ちの問題かも
  3. 幼児退行かも
  4. 過度なストレスかも

食べ物以外でも常に共感力や乏しかったり、いつでも他者と自分との境界があいまいなら、発達障害の可能性があります。

この場合は生まれつきですから、言って治るものではありません。

しかし発達障害だからしょうがない、と諦めるのではなく、改善したいのならカウンセリングなりを受け、正しい対処法を知ることが必要になってきます。

その反対に、異常なのは食べ物がからんだ時だけであり、その他の行動は常識的なのであれば、発達障害ではありません。

多くは、育ちが原因であるケースです。

たとえば、親が共働きで冷蔵庫の中や家にあるものは自由にできたとか、いつも大皿料理で出され、男兄弟の中で早い者勝ちで奪い合うのが当たり前だったとか、母親=女性は食事を提供する人で、食べている姿を見ていないか小食だと思い込んでいるとか、こんな理由が挙げられます。

幼少期に刷り込まれた認識というのは、思った以上に頑固なものです。

ですがこの場合は、根気よくその都度注意するなどで、改善される見込みも高いようです。

それから、夫が急に食い尽くし系になってしまったのなら、仕事や環境の大きな変化などによる強いストレスからくる場合や、例えばお子さんが生まれたばかりのときから始まったなどであれば、それは奥さんにもっと甘えたいという心理が隠れているのかもしれません。

いずれの原因が理由の場合も、まずは「本人が普通ではない行動をとっている」ことを自覚させることから始まります。

その後で、原因ごとにどう対処すべきかを考えなければいけません。