食い尽くし系本人まとめ★言い分からその行動の心理に迫る

食い尽くし系の頭の中 ☁ アンケートで「本人談」を集めてみた

食い尽くし系の本人の頭の中

あなたの周りにも食い尽くし系な人っていますか?あの人たちって本当、何を考えているんでしょうか。

特に旦那さんが食い尽くし系だった場合なんて、あの卑しく食べ尽くす気持ち悪い姿を毎日目の当たりにすることになります。

外でも同じような行動をして人様に迷惑をかけているんじゃないか?子どもにも悪影響なんじゃないか?って気が気じゃありませんよね。

夫だけではなく、友人や知り合いの中でも食い尽くし系の人に悩んでいる方もいると思います。

この記事では、クラウドソーシングで集めた、食い尽くし系本人の言い分をまとめています。

本人談から、逆算して彼らの行動をなんとか阻止する方法を考えてみましょう!

食い尽くし系って何を考えてるの?他人の分まで食べる理由は?

「食い尽くし系の人って、いったい何を考えてるの?」という疑問には、被害者など正常な人がアレコレ推測してもしかたのないこと。

なんでそんな行動をとるのか?は、本人に聞いて見るのが一番です。

(アンケートからの回答は、この記事にちりばめています)

あの食べ物への異常なまでの執着、その心理が知りたいものです。

「本人に聞くのが一番」と言いながらも、まずは正常な人が持つ疑問に対して、正常な人が回答したものがコチラ。

食い尽くし系と言われる人たちの心理が知りたいです

食い尽くし系と言われる人たちの心理が知りたいです。
大皿に盛られた料理は他の人が食べられないようにかこったり、中身を取ったりしてしまう。他の人が着席する前にかきこんでしまう。
お皿を分けても「要らないのかと思った」と人の皿から食べ物をとっていく。

よほど飢えているとか、つい先日までそうしなければ餓死してしまうような過酷な環境で暮らしていたとかなら百歩譲ってわかりますが、普通に生活していて毎日このような卑しい行動をしないといられない心理って何なんでしょうか?
もちろん、料理が足りないとかではなく、何なら本人は無理して食べたり太ったりしてもこのようなことを繰り返すそうなのです。

今まで、家族や友人に多少食いしん坊な人はいましたが、人の取り皿に勝手に箸をつけるような人はいませんでしたし、普通のモラハラとかDVとかと違って全くどういった心理的動きでこのような行動に至るのか、理解ができなくてぞっとしてしまうのです。

心理学とか行動科学とかの領域なんでしょうか?
詳しい方に教えてほしいです。
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11241114306

上記の知恵袋の回答では「強迫性人格障害ではないか?」「発達障害では?」といった意見がありました。

ウィキペディアでも、食い尽くし系の原因として、下記のように書かれています。

家庭環境・性格
原因について、共働きで冷蔵庫が食事の場であったケースや子供時代に常に食事が大皿に盛られていて好きなモノを好きなだけ食べられる形式で育ったなどの家庭環境が原因のケースがある。更には、「自分の方が立場が上」「家庭内で自分がもっとも優位であることを示したい」「優位であることを確認できないと不安だ」という心理で食い尽くされる側にアピールしたいことが原因のケースがある。

疾病
「毒が盛られているから自分が食べてあげなければ」などといった、特定の強迫感情による強迫性障害の場合もある。更には、発達障害や摂食障害などが原因のケースもある。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/食い尽くし系

この中でも、とくに

  • 共働きによる食事環境(いわゆる育ちや躾)
  • 自分を優位に見せたいという、ややモラハラ傾向

この2つが要因である場合が多いのではないかな、と感じています。

発達障害や強迫観念、摂食障害などの障害・病気にあたる人は、そんなに多くないのではないでしょうか。

なぜなら、食い尽くし系と呼ばれる人は、食べ物以外でそれを発動しない人たちのことを指すことが多いからです。

食に関係なく人のものまで手を出したり奪ったりするなら、普通に「発達障害の人」扱いされていますよね。

自覚がないって言うけど本当?

ここからは、本人の言い分を聞いてみましょう。

下記は、私がクラウドソーシングサービスの中で「我こそが食い尽くし系本人だ」という人にアンケートでその心境を募集したものです。

自分は食い尽くし系だと名乗っている時点で、彼らはすでに自覚があるようですが、指摘されるまでは気が付かなかった人も多いみたいですね。

私本人が食べ尽くし系ですね。いや食べ尽くし系に関してはほぼ無意識なんですよね。目の前にある料理は食べ尽くしてしまうのが当たり前というか、他の人のことが食べている最中は頭からすっかり消えてしまうというか。食べ尽くしてしまってから「あっ、しまった」と気が付く感じですね。それに食べ尽くしたとしても頭のどこかで「また作ればいいじゃん」と考えている節があるんですよね。食べ尽くしに関しては人から指摘されて初めて気が付きました。反省して直していきたいと思います。(30代/男性)

これ絶対、直す気ないやつw

一方、食い尽くし系本人の中でも、本当に治したいと頑張っている人も。

自分本人が食い尽くし系です。お酒を飲むと食欲がすごく冷蔵庫の中のつまめる者は全部食べてしまいます。時には子供のスナック菓子を食べてしまいばれない様、翌朝二日酔いの中コンビニへ走ったりしています。どうしても食べるのが我慢できず定期健診でもメタボを指摘されているので我慢をしたいのですが意思が弱くてできません。翌日が休日となる日、週二回しかお酒は飲まない様にしたりと回数を減らす方向で食べすぎを防止しています。食い尽くしもできない様に必要以上に買わない。人の食べ物に手を出さないは意識しています。(29歳/男性)

人から指摘されて初めて気づく人。気づいても止められない人。その中にも問題を軽視している人と(また作ればいいじゃんとか)本気で治したくて自分なりに工夫している人など、どちらも見られました。

実は本人も悩んでいて治したいと思っているケースも

さきほどの2件は男性でしたが、女性の食い尽くし系である本人の話も聞いてみましょう。

まずは、冷蔵庫を常に漁ってしまうクセがある女の人から。

食い尽くし系かもしれないので治したいです

食い尽くし系かもしれないので治したいです。
現在24歳実家暮らし女です。

20歳まで体重は98kgあり筋トレと食事制限で現在は53kgです。
昔から「お腹すいた〜」と言って冷蔵庫を漁ったりしていました。だいたい親が私がお腹すいたというのを分かって何か用意してくれていたりしていました。なにか用意がなくても冷蔵庫の中のものを食べても「あれ食べちゃったの?夕飯にしようと思ってたのにもー」と言われるくらいでした。

現在減量に成功し、4年キープは出来ていますが相変わらず冷蔵庫を漁ってしまうのは治っていません。
また、親のお菓子ボックスがあり、「これ食べていい?」と聞くとだいたいいいよと言われるので親のお菓子を食べてしまうの当たり前となってしまっています。

どうしたら食べ物を漁る衝動を抑える事が出来るでしょうか。3.4食しっかり食べていますし空腹感が本当にお腹すいている訳ではないのは分かっています。スルメ等咀嚼が多いものを食べて誤魔化しても満たされず食べ物を漁ってしまいます。

食事制限は出来るのに冷蔵庫漁るのは我慢できないとはなんとも矛盾した話ですが本当にそうなんです。1度冷蔵庫漁り始めると数ヶ月は治りません。しばらくすると収まって、また減量できて、の繰り返しです。

食事制限も過度な物ではなく基礎代謝以上は食べ、PFCバランスも計算しています。糖質制限もしていません。
なにかアドバイスあれば是非教えて頂きたいです。
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13272754873

この質問に対しての回答は、

「子供を98㎏にして放置してる親に問題があるから、離れるのが一番。実家を出て一人暮らしすべき」というもの。

確かにこの場合は、食べ物が常に冷蔵庫にあるという環境から脱するのが一番なので、自活するようになれば、食費ばかりかさめば生活できなくなりますから、改善できそうな気がしますよね。

でも正直いって「自立するよう頑張ります」と言いながらも、食欲をコントロールできないような人が、今のラクな実家暮らし生活を手放すとは思えないんですよね。

なので結局、ズルズルと解決にはならないだろうな~って思ってしまいました。

次の女性もまた、冷蔵庫やストックを食べ尽くしてしまうケース。

私はいわゆる食いつくし系で、20代の女です

私はいわゆる食いつくし系で、20代の女です。
人のお皿から勝手に取って食べるということは無く、冷蔵庫にある食材やお菓子などをダメだと言われているのに食べてしまいます。ダメだと分かっているのに何故か辞められないんです。これが原因で家族との関係が壊れました。 最近彼氏が出来ました。私の食いつくしが原因で彼氏との関係が壊れるのは嫌なので、本気で食いつくしを治したいと思ってます。どうすれば治せますか?
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11269990921

回答欄では「食べること以外に没頭できる何か(趣味など)を見つけて、常に行ってみては」というもの。

質問者からの返答はありませんでしたが、彼女の場合は食い尽くしが原因で家族との関係が壊れたとありますから、育ちや躾の問題が要因では無いようですね。

食い尽くし系の本人談・本人エピソードをもっと

食い尽くし系といわれる本人の体験談を、もう少し見てみましょう。

こちらもクラウドソーシングで集めた本人のお話です。

私自身が一人っ子で、女性なのですが、子供時代から出された料理は全て食べていいと親から言われていました。 大食いであることから誰かの分を取っておくとかいうのができなくて、食べつくしの感じが今になってしています。日本人は残り1つになると遠慮してしまいますが私は食べてしまいます。(本人/30代/女性)

彼女は一人っ子のため、好きなだけ全部食べていいと言われて育ったことから、典型的な「育ちが原因」の食い尽くし系ですね。

アンケートの際に「食べ尽くしてしまわないよう、努力など対策していることはありますか?」という質問もしているのですが、それには答えてくれていませんので、特に直す気はないのかもしれませんね。

私本人がまさに食べ尽くし系です。自分でも嫌になる程卑しいんです。今日こそは買ってきたものは残そうと毎日思うのですが、いざ食べ始めてしまうと、タガが外れて、菓子パンから食パンから惣菜(から揚げ、とんかつ)、刺身に野菜(レタスだったら1個まるごと)をこれでもかというくらいマヨネーズをかけまくって食べます。仕上げにアイスやケーキを食べて、腹がはちきれんばかりになるまで食べてしまいます。食べ尽くさないように努力していることは、買物に行かない、家に食べ物を置かない、1日くらい何も食べなくても死にゃあしないと思い、グッと堪える日を作るようにしています。(50代/男性)

自分でも嫌になるぐらい卑しいことと、食い尽くし系を自覚しているようですが、みんな口をそろえて「ガマン出来ない」と言っていますね。

そうならないように色々と対策を練ってはいるようですが、それが「グッとこらえる」だけに要約していることから、残念ながら克服できる日が近いとは思えません。

これをされたら食べ尽くせない…という有効な対策

食い尽くし系本人に対処法を聞いても、その対策レベルが「気を付ける」程度のものばかり。

あまり参考にならないので、ここからは被害者が実際にやってみた防衛策をいくつかご紹介します。

上手くいった方法も失敗した方法も両方ありますが、試せることがあればチャレンジしてみてください!

食い尽くし対策1:成功(妥協)

私が食べ尽くし被害に遭ったのは、初めて交際した彼女です。
交際初期の頃は食い意地が張っているな~と感じる程度でしたが、私が一人暮らしするようになってからやられました。

一人暮らしするようになってからお家デートするようになったのですが、ある日夕食にピザを頼みました。
注文したのはLサイズで、12ピースに分かれています。
普通なら6:6と分ける所なのですが、彼女はガンガン食べていきました。

私がお茶を用意をしたり、ペーパータオルやゴミ箱の準備している間も彼女はひたすら食べ続けます。
気づけば彼女が大半食べており、私の食べる分は?状態に。
外食なら追加オーダーすればいいだけですけど、宅配ピザだとそんなわけにはいきません。
一緒に食べる人の事を全く考えずに食べる人なんだ・・とドン引きしました。

食べ尽くされない為に行ったのは、彼女とのデートでは常に外食をすることです。
これだと彼女が沢山食べても追加オーダーすればいいだけなので、私の食べる分は確保出来ました。
根本的な解決になっていないのですが、外食をすれば私もお腹いっぱい食べられるようになるのでそれで誤魔化していました。
(被害者/50代/男性)

食い尽くし対策2:成功

同性の友人が食い尽くし系です。一緒に食事に行くと、「美味しそう!一口ちょうだい!」から始まり、「え~これおいしいね!」と勝手に私のお皿からバクバク食べられていました。一回だけではなくほとんど毎回だったので、その子と向かいの席に座り飲み物などを間に挟んで、食べられにくいようにしていました。しかし、それでも食べようとしてくるので、「こんなことを毎回するなら一緒に食事しない」とはっきり伝えました。するとバツが悪そうな顔で謝ってくれて、それから改善されて食べられることもなくなりました。(被害者/20代/女性)

食い尽くし対策3:失敗

私の友人が食い尽くし系の人間になります。せっかく知人や親族が集まって食事会をやってもこの友人が一人でほとんど食べてしまい、毎回他の人から顰蹙を買っています。それで私はこれをなんとかするためにその友人が座る場所を食べ物から遠い場所にしたりもしたのですが、結局移動して食べ尽くされてしまい失敗しました。(被害者/40代/男性)

食い尽くし対策4:成功

会社で同じ部署にいた男性が食い尽くし系でした。お土産などの食べ物を共有スペースに置いておくと、他の人の分を考えずに食べてしまうため、全員にお菓子が渡らず困ったことがあります。そのため自分がお土産を持ってきた時は、一人一人配って回るようにすることで食い尽くされることを防ぎましたが、面倒だと思いました。(被害者/33歳/女性)

食い尽くし対策5:成功

私の兄が解体を仕事をしており、180センチ85キロで食欲も旺盛で、食べ尽くし系です。
普段は別々に住んでいるのですが、ゴールデンウィーク、お盆、正月になると私の自宅に家族が帰省してきて過ごしています。夕食ですき焼きをしてもぼたん鍋をしても兄がほとんどの肉を食べてしまい、兄がいなくなったときに愚痴をこぼしています。また、私が食糧倉庫に保管しているポテトチップスやピーナツなども夜中にウイスキーと一緒に食べています。
そこで、すき焼きやぼたん鍋、しゃぶしゃぶではお肉を一人分ずつお皿に分けて自分のペースで食べるように試してみたところ、食い尽くされることは減りました。兄の分の肉を少し多めに用意していることもうまくいったのかもしれません。
また、常温で保管できるお菓子は兄が帰省しているときは私の部屋に隠しておくことで、勝手に食べられることはなくなりました。(被害者/48歳/男性)

食い尽くし対策6:成功(妥協)

父親がお菓子やスイーツ専門の食い尽くし系です。子供の頃の話ですが、私が友人からもらった旅行土産の珍しいお菓子を冷蔵庫に入れていたら翌日には箱の中身はありません。父親が勝手に開封して一人で食べていたようで泣いて抗議をしましたが、「食べ物くらいでガタガタ言うな!」と子ども相手に逆ギレ。母親がケーキを1ホール買ってきたときも一人で平らげていました。家にあるお菓子は全て自分が食べて良いものというマインドのようです。注意しても自分が悪いことをしているという認識がないので不機嫌になり家の雰囲気が悪くなるので私も母も放置することにしました。お菓子は自室の引き出しに隠し、アイスクリームなどは家で食べることは諦めました。今は別居していますが、たまに実家に行ったときはお土産は父親用と母親用と分けて渡しています。(被害者/40代/男性)

食い尽くし対策7:成功(妥協)

私から見て父が食い尽くし系です。他の家族の事は気にせず作ったおかずを片っ端から食べてしまい、注意しても「量が少ないのが悪い」と言って聞き入れません。その為、お皿洗いが大変になってしまいましたが、すべて人数分小皿に盛り付けて出すようにしています。(被害者/40代/女性)